↓元の質問はこちらもしかして俺のこと好きなのかも【回答】ご質問誠に有難う御座います。アニメ化もされた人気漫画『Dr.STONE』で、個人的に最も好きなシーンの1つをご紹介させて頂きましょう。「待て待てよ。さっきは俺もキレちまったけどよ、そもそもホントに敵なのかホワイマンは??味方っつう線はねぇのかよ」「ねぇんじゃなくて敵っつう前提以外いらねえんだよ考察にもし味方なら万全の準備をし過ぎでした、良かったねで済む話だ」Dr.STONE11巻より引用簡単に状況を説明させて頂きますと、「ホワイマン」という謎の存在からメッセージを受け取った主人公たちが対策会議を開くシーンで御座います。この時、主人公たちが置かれている状況を表にまとめさせて頂きました。 味方だった敵だった敵だと思っていたら問題なし問題なし味方だと思っていたら問題なし壊滅的被害「ホワイマン」は目的はおろか、人間かどうかすら分からない謎の存在で御座います。ですので主人公サイドからすると壊滅的被害を避けるために「ホワイマンは敵」と仮定して、対策を練ることが重要でしょう。このように戦略を考える上では「相手の立場」を考慮する必要がない状況が存在するので御座います。『Dr.STONE』の例であればホワイマンが味方であれ敵であれ、主人公たちは「敵と仮定して対策を練る」というという手段以外取る必要が御座いません。オスの戦略ストラテジーそれでは今回のご質問に戻りましょう。「普通に会話していただけなのに、何故か好意を持ってると思われてしまう」という経験は、おそらく多くの女性がご経験されたことのあることと思いますが、これはまさに先程紹介させて頂いた表で説明が付く事象でしょう。生物的な話をすれば、生きる目的は「1匹でも多くの子孫を残す」ということ以外御座いません。そしてこの目的を達成するためにオスは「手当たり次第にメスと交尾をしたがる」という方向に進化を続けました。それではその方向に進化を遂げたオスの視点から、今回のご質問の状況を表にしてみましょう。 好かれてた嫌われてた好かれてると思ってたらセックスセックス無し嫌われてると思ってたらセックス無しセックス無し生物学的にオスの目的はセックスで御座います。そしてセックスは左上の「好かれていると思っていたら、本当に好かれていた」というコマ以外では発生致しません。右下の「嫌われていると思っていたら、本当に嫌われていた」は論外として、右上も女性からセックスを拒否されます。また一見すると良さそうな左下も「メスが自らアプローチすることは極めて稀」という前提を踏まえればセックス出来ないと考えるのが自然でしょう。つまり男性はセックスしたい場合、例え間違っていたとしても「好かれていると思い込む」必要があるのです。女性に好かれていても好かれていなくても、「好かれている」と男性が思い込まなければ、どう足掻いても左上のコマにはいけません。ですので「女性からの好意の有無」に関係なく、男性は「好かれていると思い込む」必要があると言えるでしょう。もちろんこれは倫理や社会性を無視した野生の戦略では御座いますが、男性というオスの根底にこの戦略が根付いているのは間違いありません。嫌われてても勘違いした方が得ドラマも大人気だった『花より団子』ですが、メインヒーローである道明寺はまさに”会話しただけで自分に好意があると勘違いする男”で御座いました。好意があるどころか、むしろ死ぬほど嫌われていたにも関わらず、道明寺はヒロインの牧野つくしに惚れられていると勘違いをしてしまうのです。そんな道明寺で御座いますが、世間的な評価では同じくメインヒーローの花沢類と並ぶ超人気キャラ。『花より団子』でも最終的につくしと結婚するなどハッピーエンドを迎えております。この例は漫画ですし極端なものであるのは間違いありませんが、例え嫌われていたとしても行動すれば上手くいってしまう可能性があることを示す一例と言えます。もしも道明寺がまともな理性を持っていて「(つくしは俺のこと嫌いだろうし…この恋は叶わないんだ…)」と落ち込んでいたら、つくしにアプローチをすることもなく物語は終わっていたことでしょう。モテる男は勘違いしない会話しただけで相手に好意があると思い込んでしまう勘違い野郎がいる一方で、世の中にはそういう勘違いをしない冷静な男性も存在致します。それではこの2人の違いは一体どこにあるのでしょうか。もちろん人を見る能力の差などもあるでしょうが、実際のところ能力ではなく状況によるところが大きいと私は考えます。例えば怪しげなキノコがあったとしましょう。通常の状況であれば「このキノコには毒があるかもしれない」というように冷静な判断を下せますが、何日も食事を採っておらず餓死寸前のような状況の場合、そんなことを考える間もなく口に運んでしまうかもしれません。先ほど申し上げた通り、生物的な意味での生きる意味は「子孫を残す」ということ以外には無いのです。そしてあまりモテていない男性は、その目的が果たされない可能性が極めて高い極限状態にあると言えるでしょう。そんな状況なのですから、毒があるかないかを考える前に口に運んでしまうので御座います。一方でそれなりにモテている男性であれば極限状態に追い込まれておりませんので、比較的冷静に判断を下せることでしょう。戦略の根底を覆せ!会話をしただけなのに好意を持たれるのは、女性からすれば溜まったものではございません。振るのも面倒、距離感も面倒、かと言って頑張って断ったら今後は逆上。どちらに転んでも非常に厄介な存在に他なりません。しかし非常に残念なことにオスは勘違いをした方が得だから勘違いをしているので御座います。もちろん好意の有無を見抜く力がないというような事情も御座いますが、仮に見抜く力を彼らが身につけたとしても、戦略的に彼らは勘違いを続けることでしょう。それではこんな八方塞がりの状況をどのように変えればよいのでしょうか。そもそもこのような理不尽な状況になっているのは、ひとえに先程の表が原因で御座います。 好かれてた嫌われてた好かれてると思ってたらセックスセックス無し嫌われてると思ってたらセックス無しセックス無しこのような表が成立している限り、男性は勘違いを決して止めることはないでしょう。で、あればこの表そのものを改革し、前提から覆してしまえば良いので御座います。ポイントになるのはズバリ左下 好かれてた嫌われてた好かれてると思ってたらセックスセックス無し嫌われてると思ってたらセックスセックス無しここを「セックス無し」から「セックス」に変えてしまえば良いので御座います。こうすることで男性に「もしかしたらそこまで好かれていないのかもしれない」という選択を取る合理性が生まれます。そしてそのためにはアプローチの主導権を女性が握ることが重要でしょう。難しいことを言いましたが、要するに「女性からアプローチをする」というだけの話で御座います。そもそも左下が「セックス無し」になっていたのは「女性が自らアプローチすることは極めて稀」という前提があったからに他なりません。逆に言えばその前提が崩れれば、男性は勘違いしない合理性が生まれるのです。もちろんアプローチをしろと言っても「セックスに誘え」とか「寝込みを襲え」というような話では御座いません。「デートに誘う」とか「こちらの好意を明確に伝える」と言った程度のもので十分で御座います。女性にとって幸いなことに、この程度のアプローチすらほとんどの女性は行っていないのですから、たったこれだけのことでライバルに大きな差が付けられるでしょう。恋愛にせよ結婚にせよセフレにせよ、素敵な男性は常に人気で女性が溢れております。そんな中で勝ち抜くためには「積極的なアプローチ」が必要不可欠でしょう。Written by ラブホスタッフ 上野トメきゅんからのひとこと“実ることのない無駄なアプローチが多い”今回のコラムを拝見し、改めて感じました。マッチングサービスに関わらず、どんな場所でも常に男性側からアプローチをすることが大前提となっていることに窮屈感を感じます。コラムの中でもあったように、男性が常に”子孫を残す”という本能に基づいて行動している以上、女性は無数に来る男性からのアプローチを見極める必要があるでしょう。既存のマッチングサービスの出会い方では、女性のプロフィールをよく確認もせずにいいねを連打するだけの作業になっています。トメきゅんでは、運営が紹介した男性をまずは女性がマッチングするに至るか判断するため、男性の無差別的なアプローチを受けることがありません。女性が男性を選ぶことができる性癖マッチングサービス”トメきゅん”を使ってあなたの目で、あなたのための男性とのかけがえのないマッチングを是非体験してほしいです。